menu

マーケティングに使えるクラウドサービス

MARKETING

IT業界では、Webサービスを展開する際には、ネットワーク、サーバ機器などサービスを維持する機器の構築が必要です。個々に購入をすることで実現はできますが、時間がかかること、手間がかかることなど、費用対効果が低い状況に陥りやすいものになっています。費用対効果をアップさせる方法として、注目を集めるクラウドサービスがあります。そのようなクラウドサービスですが、Webサービスだけで活用するのではなく、マーケティングでも活用しようという動きになってきています。

クラウドサービスとは?!

今までは、ローカルにあるコンピュータで利用していたソフトウェアやデータを、ネットワークを通じて、サービスとしてユーザに提供するものです。クラウドサービスでは、ユーザは通信環境、パソコンやタブレット・スマートフォンなどの端末、インターネットブラウザを用意するだけで、いろいろなサービスを利用することができるようになっています。

また、クラウドサービス側では仮想化技術が使われており、1台の実機コンピュータで複数台のコンピュータとして利用できるようにしています。このような仕組みがあることで、必要なときに必要な台数を利用することができるため、利用コストを最低限に抑えることができ費用対効果もよくなります。

機能的には、以下の3つがあります。

SaaS
サースやサーズと呼んでいるものです。ひと昔前はASPを呼ばれていたもので、インターネット利用により、グループウェアや顧客管理などの各種ソフトウェアの機能を提供するサービスです。
最近では、いろいろなソフトウェア機能が提供されるようになり、業種や目的を問わず、活用する企業も増えています。

PaaS
パースと呼んでいるものです。先ほど紹介した仮想化技術を中心に、サーバ、データベースなどのプラットフォームを提供するサービスです。

IaaS
イアースやアイアースと呼ばれているものです。こちらは、共有ディスクなどのハードウェアに関する機能を提供するサービスです。

マーケティングクラウドとは?

マーケティングクラウドとは?

クラウドサービスの中で、「マーケティングクラウド」という分類がされるようになってきています。

既にインターネットでは、マーケティングで必須の「インターネット広告」「ユーザの購入記録」「SNSなどの新たなチャネルでの販促宣伝活動」といったものがあります。これらのデータを分析して、ユーザに合った情報の提供も行っています。既にあるこれらの仕組みをクラウドサービスにすることで、いろいろなデータを連携して集計や分析ができるようになり、今までよりも効率よくできるだけでなく、データの分析後にすばやく対処ができるようになります。

マーケティングクラウドの特徴

クラウドサービスと同様な部分もありますが、マーケティングクラウドの特徴は以下のようなことになります。

プラットフォームの提供
マーケティングの観点で必要とされている顧客管理システムや営業支援システムなどを、クラウドで利用できるプラットフォームとして提供しています。

ベンダーによるPaaS提供
クラウドサービスを利用しようとする企業向けに、独自のシステムを構築できるPaaSを各種提供しています。

事例1:セールスフォース

マーケティングクラウドのパイオニアであるセールスフォース社では、「Marketing Cloud」というサービスを提供しています。このMarketing Cloudは、顧客データ、購入履歴などの行動データを一箇所で管理して、組み合わせて分析ができるようになっています。その分析した結果から、対応すべきチャネルでのPUSH通知などの施策ができるようになっています。

メールマーケティング
販促を促すことで欠かせない電子メールを活用し、単純なメール配信から、顧客データの分析結果で有効と思われるチャネル上のキャンペーンメールといったことまで実施することができるようになっています。

モバイルマーケティング
スマートフォンのMMSを利用して画像や動画を発信したり、アプリ利用によりPUSH通知したりできます。また、アプリの利用時間や位置情報を収集することもできますので、分析に役立てることができます。

ソーシャルメディアマーケティング
ソーシャルメディアを活用して、誕生日や記念日以外の日をターゲットとしてクーポンを配信したりすることができます。例えば、製品を購入した半年後に自動で「オプション消耗品のお知らせ」などの情報を配信すること、Beacon利用により来店した時にスマートフォンに「お得な情報」などを配信することなどがあります。

Web パーソナライゼーション
ユーザの好み、購買情報をリアルタイムにデータ収集できます。この情報で、コンバージョンを上げる施策を実施することができます。

ソーシャル広告
LINEなどのSNS広告について、実施するキャンページを作成したり、実施結果を収集し分析したりできます。

顧客データプラットフォーム
データ分析では、Webの閲覧、オンラインや実店舗での製品の購入履歴、スマートフォンなどのモバイル活用データを一元管理して、分析ツールと共に提供しています。

事例2:Adobe

Adobe社では「Adobe Marketing Cloud」というサービスを提供しています。このAdobe Marketing Cloud は、いろいろなデータを計測・収集・分析することができ、効果のあるチャネルでキャンペーンを実施することができます。

Analytics
マーケティングの各種チャネルにわたり、リアルタイムの分析をすることができます。
セグメンテーションも設定でき、Webだけでなくスマートフォンのアプリにも対応しています。

Audience Manager
広告の受け手を把握して適切なセグメントを作成し、どのようなチャネルの広告が有効なのかを決めることができます。

Campaign
広告といったキャンペーンを自動化して配信することができます。オンラインでもオフラインでもユーザに合ったクロスチャネルで実施が可能です。

Media Manager
インターネット広告である「検索連動型広告」「ディスプレイ広告」「ソーシャル広告」の組み合わせで、最適なものを選ぶことができます。また、予算に基づいてコストを予測し、自動出稿することができます。

Primetime
テレビ局やケーブルネットワーク向けに提供しているテレビ番組などをいろいろなデバイスに配信することができます。

Social
SNSに関する情報で、情報共有やフォロワーを獲得でき、効果測定をすることができます。

Target
コンテンツのテストを行い、コンテンツの最適化と実施の自動化をすることができます。

まとめ

マーケティングに使えるクラウドサービスについて、主要な2つのサービスを紹介しました。どちらも、マーケティングに必要な施策を適切に実施することができます。
自社製品の特徴にあったサービスを選定し、トライアルから始めてみてはいかがでしょう。クラウドサービスということもあり、コストも最小限からスタートさせることができますので、マーケティングのPDCAを実施するには、ちょうど良いサービスであると感じます。

Webマーケティングに関するご依頼、ご相談、お見積はこちら

小野 良勝 代表取締役

投稿一覧

横浜の制作会社アイティネットの代表取締役。WEB、モバイル、DTP、デジタルサイネージを事業展開。それぞれの特性を活かした メディアミックスを得意とする。iPhoneやiPadを活用したBtoB向けのアプリケーションを開発。モチベーションの高い人や異業種との交流がたまらない。華の47年組。趣味はオートキャンプ

炭火 とと和くら|豊富な海の幸の旨味を封じ込めた”ひもの”

オムニチャネルをつかったマーケティング戦略

関連記事

  1. 【国内6選&海外5選】マーケティング参考になるユニークなBLEB…

    昨年7月のGoogle Eddystoneの発表を受けて、BLEBeacon市場はより一層の盛り上が…

  2. BLEBeacon専用アプリケーション外注までの5つのステップ

    モジュールに近づくことでポップアップ通知がパッと表示され、お得な情報やクーポンを配信出来るBLEBe…

  3. 女性の顔をAIで数値化する「魅力工学」とは?

    今回は、東京大学工学部で行われている興味深い研究を紹介します。その研究とは、AIが女性の顔魅力度を数…

  4. どっちが大きい?マーケターなら知っておきたいBeaconのメリッ…

    2014年から本格的に普及され始めたBLEBeacon。2014年のAplleのiBeaconを皮切…

  5. 【海外版】AppleのMFi認証をクリアしたiBeacon対応製…

    2013年9月のリリースから普及が進むApple社のiBeaconですが、実はBLEBeaconなら…

  6. ビッグデータ×BLEBeacon|意外と知られていない2つの可能…

    ビッグデータとBLEBeaconを知る方からすれば、この組み合わせがかなりの可能性を秘めていると薄々…

  7. なぜ、BLEBeaconはオムニチャンネル実現に必要とされている…

    インターネットやスマートフォンの普及からしばらく、カスタマーの購買行動は実に多様化・複雑化しています…

  8. 改めて確認したい、メールマーケティングの基礎的7つのポイント

    BtoB・BtoC問わずメールマーケティングは最も安価でシンプルなマーケティング施策だと思います。…

PICKUP

PAGE TOP