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Googleによるスマートホーム構想の中心的存在。 「Nest Learning thermostat」&「Nest Protect」

IoT

Apple出身のトニー・ファデル氏が中心となって2010年に創業したNest Lab(2014年にGoogleが約32億ドルで買収)からリリースされた「Nest Learning thermostat」。大きな特徴は、従来の家庭用サーモスタット(温度調整装置)から大きく進化した優れた学習機能です。

独自に開発された人口知能プログラムを軸に、モーションセンサー、温度・湿度・光を検知するセンサーなど各種機能が搭載され、帰宅時刻や在宅時間、外気温といった、ユーザーが室内で快適な時間を過ごすためのあらゆる要素をキャッチ。あわせて、「外気温が何度の時に、何度に設定することが多いか」といった、ユーザーの操作情報や行動パターンを学習することで、使用を経るごとに自動的にユーザー好みの環境を提供していくようになります。

ユーザー不在時には自動的にオフになる「Auto-Away」という機能も備わっており、Nestによれば、これらの機能によって、従来のガス代・電気代が約20%節約できるとのこと。また、スマートフォンの専用アプリを利用することにより、外出先から戻る直前に部屋を適温に設定するなど、遠隔操作にも対応しています。

また、Nestが提供する火災報知器「Nest Protect」とも相互サポートしており、例えば、「Nest Protect」がキッチンで煙を検知したら、「Nest Learning thermostat」がガスの元栓を閉める、といった連動が可能。ユーザーに快適な環境を提供するだけでなく、外出中の家の安全を守ることもできるのです。

加えて、「Nest Learning thermostat」と「Nest Protect」は、それぞれWEB連携サービスIFTTTに対応しているため、ユーザーの目的やシチュエーションに応じて、SNSを併用したさまざまな使い方をすることもできます。(例:「Nest Learning thermostat」の温度が18℃で、部屋の暖房がオンの場合、電気代の節約を促すためtwitterで定型メッセージを送信する、など)

Googleは、「Nest Learning thermostat」を軸としたスマートホーム構想を打ち出しており、2014年には「Works with Nest」というデベロッパー・プロジェクトをスタート。既にメルセデス、Whirlpoolなど複数の企業が参加し、OSやブランドの垣根を越えてユーザーにスマートホームを提供する試みを続けています。

小野 良勝 代表取締役

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横浜の制作会社アイティネットの代表取締役。WEB、モバイル、DTP、デジタルサイネージを事業展開。それぞれの特性を活かした メディアミックスを得意とする。iPhoneやiPadを活用したBtoB向けのアプリケーションを開発。モチベーションの高い人や異業種との交流がたまらない。華の47年組。趣味はオートキャンプ

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