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侵入者のスマートフォンを検知して安全を守る「BE BARRIER」

IoT

小型の落とし物防止タグやスマートフォンが家の鍵がわりになるスマートロックなど、IoTの技術は私たちの日常生活を守るセキュリティ分野にも広く使われています。そうしたなか登場したのが、これまでのセキュリティデバイスとはひと味違った「BE BARRIER」というIoTサービスです。

「BE BARRIER」は東京渋谷に本拠を置くコーデセブンという企業が開発したセキュリティサービス。2016年5月に東京ビッグサイトで開催された「ワイヤレスジャパン2016」にも出展され、関係者の間で話題を呼びました。

登録外の電波を検知してアラートを通知

「BE BARRIER」が既存のセキュリティデバイスと大きく異なるのは、スマートフォンやPCの電波を探知するという点です。オフィスや住宅の敷地内に小型の電磁波センサーデバイスを設置することによって、侵入者が持っているスマホなどを探知し、ユーザー側にアラートを通知します。

探知や通知とも自由にカスタマイズすることが可能。例えば、自宅にあるノートPCやタブレット、オフィスで従業員に割り当てられたPCなどをホワイトリストに登録しておけば、それ以外の端末が接近・侵入した際にアラートを発信することができます。逆に特定のデバイスが一定範囲から外れた際にアラート通知することもでき、盗難や外部への端末の持ち出しも防げます。

いわばスマートフォンをはじめとしたデジタル機器の普及を逆手にとったセキュリティサービスで、監視カメラのように人やモノを検知するのではなく電波を検知するので死角が生まれにくく、セキュリティの向上に役立ちます。企業などではノートPCの無許可の持ち出しを防ぐことで、個人情報をはじめとした情報漏えいを防ぐこともできるでしょう。

対応している電波は、Wi-Fi、BluetoothおよびBLEの3つ。あくまで侵入者側がWi-FiなどをONにしていることが前提にはなりますが、使い方次第ではドローンによる盗撮などにも効果を発揮するのではないでしょうか。

コーデセブンではプロトタイプによる実証テストにも着手しており、製品化にあたってはユーザー環境を学習するディープラーニング機能も搭載されるようです。スマホ全盛自体だからこそとも言えるこのセキュリティサービスがどのように受け入れられるのか、今後の動向に注目です。

小野 良勝 代表取締役

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横浜の制作会社アイティネットの代表取締役。WEB、モバイル、DTP、デジタルサイネージを事業展開。それぞれの特性を活かした メディアミックスを得意とする。iPhoneやiPadを活用したBtoB向けのアプリケーションを開発。モチベーションの高い人や異業種との交流がたまらない。華の47年組。趣味はオートキャンプ

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