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人口知能でECサイトを活性化。接客ツール&解析ツールそれぞれの特徴

EC

近年急速に実用化が進んでいる人口知能(AI)は、ECの分野でも活用され始めています。

東京を拠点に活動するスタートアップ企業「カラフルボード」は、人口知能によってユーザーそれぞれにあわせたコーディネートを提案するファッションアプリ「SENSY」を開発し、国内外の2000以上のアパレルブランドと提携。多くのアパレル系ECサイトに導入されるとともに、2016年6月には三菱食品とのコラボレーションによってワインのレコメンド機能の開発にも着手し、メディアで話題になりました。

ECサイトで人工知能を利用したツールは大きく2つに分けられます。それぞれどんな特徴があり、どんなケースに効果的なのでしょうか?

接客ツール

1つは、人口知能によってユーザーの好みや行動パターンを解析し、おすすめの商品を表示したり、購入を促す情報を提示したりする接客ツールです。前述の「SENCY」もその1つ。

こうした接客ツールの多くは、リアルタイムでマウスの動きやスクロールを分析し、ユーザーの感情や購買意欲の高さを学習することによって、自動的に商品画像を切り替えたり、ショッピングカートへのナビゲーションを表示させたりすることが可能です。

ツールによっては1秒間に10回以上にわたってこうした分析・学習を行い、最適なタイミングでクーポンを配布するものもあります。ツール1つでさまざまなシーンに対応できるので、ユーザーの特性ごとに複数のコンテンツやランディングページを制作する手間は省けます。使い方次第では、コンテンツ更新にかかる人件費や問い合わせ対応のコストを大きく削減できるかもしれません。

解析ツール

もう1つは、人口知能によってECサイトの課題を洗い出し、改善をアシストする解析ツールです。ビックカメラをはじめ、多くの有名企業のオンラインショップにも導入されている解析ツール「AIアナリスト」は、Google Analyticsで取得できるアクセス数やCVR(購買率)といった数値から各ページがユーザーの行動に与える影響を解析し、ナビゲーションの改善や必要なコンテンツの提案を行ないます。

こうした解析ツールもECサイトの運営コストを抑えるのに効果的。「毎日データのにらめっこするばかりで、企画やディレクションの時間がない‥」という場合も、こうしたツールを導入することでより本質的な業務に時間を充てられるようになるでしょう。

小野 良勝 代表取締役

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横浜の制作会社アイティネットの代表取締役。WEB、モバイル、DTP、デジタルサイネージを事業展開。それぞれの特性を活かした メディアミックスを得意とする。iPhoneやiPadを活用したBtoB向けのアプリケーションを開発。モチベーションの高い人や異業種との交流がたまらない。華の47年組。趣味はオートキャンプ

IoTで安定した都市生活をサポート。カナダの電力会社BC Hydroの「スマートメーター」

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