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SEO対策で知っておきたい、Googleマット・カッツ氏の「カタマリ理論」

SEO

Googleをはじめとした検索エンジンのアルゴリズムが年々複雑化するなか、SEO対策によって検索上位を獲得するためには、どんな考え方やアプローチが求められるのでしょうか。1つのヒントになるのが、Googleの検索スパム対策の責任者マット・カッツ氏による「カタマリ理論」です。

カタマリ理論

マット・カッツ氏はユーザーから寄せられた「小さいWebサイトがトラフィックの勝る大規模なWebサイトの検索順位を抜くためにはどうすればいいのか?」という質問に対し、スモールスタートして現在は大きく成長しているWebサイトもたくさんある旨を説明したうえで、「カタマリ理論」を提唱しました。

「カタマリ理論」は2004年にナムコから発売されたPlayStation向けソフト「塊魂」を元にしたもの。「塊魂」はプレイヤーが小さな塊を操作して転がしながら、木や石ころといったモノを巻き込んで成長し、次第にビルや空といった大きな対象物を巻き込んでいけるようになるゲームです。

マット・カッツ氏によれば、「もし1人でWebサイトを運用しているのであれば、最初のうちから200人体制のWebサイトに対抗するのは難しく」、「より小さな分野のトピックに集中し、ニッチなテーマ・範囲を上手く取り扱うことによって」、大きなWebサイトに成長させられるといいます。

これは、Googleが「信頼性の高いWebサイト」の7条件の1つとして定めている「トピックに対するオーソリティ(第一人者)として認識されているか」にもマッチする考え方。

たしかに、例えば企業のオウンドメディアで、「IT」、「経済」、「ファッション」といった大きなテーマを扱えば、膨大なリサーチと情報が必要になり、限られたリソースで定期的にコンテンツを配信していくのは困難です。

また、こうしたキーワードには多くの概念・背景が含まれ、キーワードに対するユーザーのニーズも極めて多岐にわたります。世界中のネットユーザーに利用され、客観的な情報を網羅しているWikipediaでさえ、こうしたキーワードでは検索1位を獲得していません。

「鶏口となるも牛後となるなかれ」という諺もあるように、人員や運営コストに限りのあるWebサイトがSEOで成功するには、大風呂敷を広げるのはNG。キーワードもコンテンツも身近なものに絞ることによって、徐々にメディアとしての影響力を高めていくのが得策でしょう。

小野 良勝 代表取締役

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横浜の制作会社アイティネットの代表取締役。WEB、モバイル、DTP、デジタルサイネージを事業展開。それぞれの特性を活かした メディアミックスを得意とする。iPhoneやiPadを活用したBtoB向けのアプリケーションを開発。モチベーションの高い人や異業種との交流がたまらない。華の47年組。趣味はオートキャンプ

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