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リスティング広告におけるロングテール戦略(前編)

リスティング広告

ニッチな商品を数多く取り揃え、地道な販売を積み重ねていくことによって、結果的に大きな収益に結びつけるロングテール戦略。リスティング広告で成果をあげるためには、欠かせない手法の1つです。リスティング広告におけるロングテール戦略はどんなポイントがあるのでしょうか? ロングテールキーワードのメリットとデメリットについてご紹介します。

ロングテールキーワードのメリット

リスティング広告でロングテールキーワードを運用するメリットは、CPA(獲得1件あたりの費用)を大きく抑えられること。ニッチなキーワードほど競合が少なく、クリック単価が低くなるうえ、そうしたキーワードで検索するユーザーの多くは、商品やサービスに対して明確なニーズを持っています。上手く使えば1桁台のクリック数で多くのコンバージョンを獲得することもできるでしょう。

とりわけファッションや美容・ヘルスケア関連といった大手ECサイトの有名ショップが競合になる分野では、ビッグワードの単価が高騰し、正攻法では予算の規模が勝負の分かれ目になってしまうことも少なくありません。そうした場合もロングテールキーワードに目を向けることによって、無駄なクリックを減らし、購買意欲の高いユーザーを集めることができます。

ある転職系サイトは、ITエンジニアのあらゆる職種をロングテールキーワードで網羅してリスティング広告を出稿し、細かなニーズに応えることで、CVR(コンバージョン率)を大きく改善した事例もありました。

ロングテールキーワードのデメリット

ロングテールキーワードはユーザーのニッチなニーズに応えられる反面、デメリットもあります。GoogleやYahoo! JAPANのリスティング広告の掲載順位決定は、各キーワードのCTR(クリック率)などによる品質スコアが大きく影響しているためです。

運用するロングテールキーワードを増やし過ぎると、検索数が0に近いようなキーワードが多くなり、結果的にアカウント全体に対する品質スコアが下がってしまうことも少なくありません。

また「塵も積もれば‥」というように、ニッチなキーワードの運用を重ねていくということは、裏を返せば相応のコストも積み重なっていくということです。ロングテールキーワードを増やし過ぎると、効果検証も散漫になり、ほとんど効果の見込めないキーワードのオペレーション工数だけが増えてしまうケースもあるので注意が必要です。

小野 良勝 代表取締役

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横浜の制作会社アイティネットの代表取締役。WEB、モバイル、DTP、デジタルサイネージを事業展開。それぞれの特性を活かした メディアミックスを得意とする。iPhoneやiPadを活用したBtoB向けのアプリケーションを開発。モチベーションの高い人や異業種との交流がたまらない。華の47年組。趣味はオートキャンプ

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