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どっちが大きい?マーケターなら知っておきたいBeaconのメリットとデメリット

MARKETING

2014年から本格的に普及され始めたBLEBeacon。2014年のAplleのiBeaconを皮切りに2015年にはGoogleのEddystoneが発表され、何かと注目されています。

しかし、海外に比べて国内でのBLEBeacon活用はまだまだといった感じです。
その原因の一つとして「BLEBeaconに対する理解が少ない」というのがあるのではと思います。

つまりBLEBeaconでは何が出来るのか?導入する上でのメリットデメリットは?など、BLEBeaconについて詳しく知る方がまだ少ないんですね。

また、マーケターやプログラマーの中では認知されているBLEBeaconですが、一般への浸透はまちまちでユーザーからの認知が足りていないという原因もあります。

今回は、そんなBLEBeaconについてもっと理解してもらいたいと思い、BLEBeaconのメリットとデメリットをまとめてみました。

BLEBeaconのメリット

◆BLEBeaconのメリット
一応解説しておくと、BLEBeaconとはBLE(Bluetooth Low Energy)を活用した位置情報提供技術であり、ユーザーがBLEBeaconモジュールに近づくと様々なアクションを起こすことが出来るというもの。

それでは、まずメリットから見ていきましょう。

効率的に情報を発信出来る
従来オフラインの情報発信は、QRコードなどユーザー自ら読み取りをするという行為を経て初めて発信できるものでした。
しかし、QRコードをスキャンすること自体が面倒だというユーザーも多いので、効率的な情報発信や潜在顧客へのアプローチは難しかったと言えます。

これに対し、BLEBeaconモジュールは近づいたユーザーのデバイスと自動でペアリングし効率的かつ広範囲に情報発信が出来るようになったのです。

またBLEBeaconはGPS電波の届かない環境でも位置情報を届けたり、モジュールとの「距離」によって発信する情報を変更したりなど、情報発信の幅がより広がります。

すでにいくつもの事例が紹介されていますが、アイディア次第で様々なマーケティングを展開することが出来るのです。

ユーザーによって送信する情報を変えられる
BLEBeaconが情報送信するためには、ユーザーがデバイスにアプリケーションをインストールしておくのが基本条件なのですが、そのアプリケーション内で性別や年齢といった個人情報を登録しておくとします。

アプリケーションがBLEBeaconのパケットを受信するとBLEBeaconからサーバに通知が行きユーザーデータを読み取ることが出来るので、「男性にはこのボトムスを、女性にはこのワンピースを」といったように、ユーザー毎に送信する情報を変えられるのです。

これを応用すればユーザーの性別や年代別の行動分析が可能になり、さらに効果的なマーケティングが展開出来そうですね。

URL送信が可能
2015年7月に登場したGoogleが提供するEddystoneでは、URL送信が可能になったことで話題になりました。
従来のBLEBeaconではユーザーがアプリケーションをデバイスにインストールしておく必要があったのに対し、Eddystoneではこれが不要。

アプリケーションをインストールしていないユーザーに対してもBLEBeaconからURL情報が発信可能になったのです。

一つ「Chromeブラウザをインストールしている」という条件がありますが、Androidユーザーならデバイスにプリインストールされているのでよ多くのユーザーに情報を届けることが出来ます。

導入のしやすさ
実はユーザーが接近することで自動的に情報を発信するタイプのモジュールは、今まで存在しなかったわけではありません。
Wi-Fiや音波を使って開発されたものがその代表なのですが、開発・導入には多くの時間とコストがかかっていました。

しかしBLEBeaconならモジュール自体は1つ6,000円程度で購入できるので、導入が非常に簡単です。
またBLEを採用していることから省電力なので、ボタン電池で数ヵ月〜1年以上交換の不要です。

以上がBLEBeaconの主なメリットですが、他にもユーザーIDを識別して来店回数をカウントしたりなど様々な施策が取れるメリットがあります。

BLEBeaconのデメリット

◆BLEBeaconのデメリット
メリットがあればデメリットもあるのが常ですが、BLEBeaconにはどんなデメリットがあるのでしょうか?

BluetoothをONにしてもらう必要がある
BLEBeaconで情報を発信ための前提条件なのですが、デメリットとして捉えることも出来るのが「ユーザーがBluetoothをONにしていなくてはならない」ということです。

基本的に多くのユーザーが常にBluetoothをOFFにしているので、BLEBeacon活用においては大きなネックになります。
この辺りにユーザーのBLEBeacon認知度が大きく関わってきますね。

最近のスマホはBLE搭載で常時ONにしていても消費電力が少ないので、もっと多くのユーザーがBLEBeaconを認知すればこの状況は変わると思います。

URL送信によるプッシュ通知乱用の懸念
GoogleのEddystoneでURL送信が可能と紹介しましたが、これはデメリットの可能性も秘めています。

というのも、URL送信が可能ということは不特定多数のユーザーに情報を送りまくることが出来てしまうので、ユーザーがこれを疎ましく思ってBluetoothを常時OFFにしてしまうかもしれないのです。

サービス提供側で規制をかけるのは難しいと思うので、届いたプッシュ通知に対し「この発信元の情報は今後受け取らない」といった設定が出来るようになるといいでしょう。

プッシュ通知に気付かれない可能性もある
スマホをポケットやバッグの中に入れておいて通知に気付かないということは多々ありますが、プッシュ通知に対しても同様のことが言えます。

より多くのユーザーに情報を届けるためには、BLEBeaconから発信するだけでなく「情報を発信していること」を認知してもらう必要があります。

アプリ開発が必要
Google EddystoneのURL通知は、送信出来るパケットが最大17パケットと限りがあります。
従って複雑なキャンペーンを展開することはなかなか難しいので、従来通りのIDを利用するケースが多いでしょう。

この場合、BLEBeaconに対応した専用アプリケーションを開発する必要があるのでBLEBeaconをただ購入すればいいというわけではないのです。

以上がデメリットですが、いずれも対策次第といった感じですね。
今後のBLEBeaconの発展でこれらデメリットも解消されるかもしれないので、期待して動向を追っていきたいと思います。

まとめ

いかがでしょうか?BLEBeaconのメリット・デメリットをまとめてみましたが、これまでBLEBeeaconについてあまり理解していなかった方は「ちょっといじってみようかな?」という気になったりならなかったりでしょう。

ただ、今後オフラインマーケティングを展開していく上では欠かせない存在となりつつあるので、是非一度触れてみて欲しいと思います。

さらに、BLEBeaconに関する情報がもっと溢れユーザーへの認知が高まることを切に願います。

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小野 良勝 代表取締役

投稿一覧

横浜の制作会社アイティネットの代表取締役。WEB、モバイル、DTP、デジタルサイネージを事業展開。それぞれの特性を活かした メディアミックスを得意とする。iPhoneやiPadを活用したBtoB向けのアプリケーションを開発。モチベーションの高い人や異業種との交流がたまらない。華の47年組。趣味はオートキャンプ

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