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あえて「弱み」を出し、売る側の顔を見せる。納得できる商品ページのコンテンツ

EC

ECサイトでは売る側も買う側もお互いの顔が見えません。スマートフォンの普及によって購買に至る時間が短くなる傾向があるとはいえ、商品を手にとれず販売スタッフとの会話もないECサイトで納得して買い物をしてもらうためには、商品ページに相応の情報を配置する必要があります。

さらにSNSによってユーザーには毎日のように動画やビジュアルなどの大量のコンテンツが届けられています。ブランドの認知や商品の強みをアピールすることを意識するあまり、商品ページのコンテンツが一方的な情報発信になっては、長期的なブランディングにもマイナス影響を与えかねません。

ユーザーを納得させ、安心感をもって買い物ができる商品ページを作るためには、あえて自社の商材やサービスの「弱み」を押し出すことも1つの方法です。例えば、アパレル関連のECサイトでよく見られるのが、デザインのディテールやサイズの違いに対する断り書きです。

商品画像やページに記載された情報と実際の商品が異なるのはユーザーにとってはデメリットに他なりませんが、それを正直に記載し、理解を求めることで、ユーザーにはショップに対する信頼感が少なからず芽生えます。さらに、「職人によるハンドメイドのため~」といったように、その理由・裏付けを明確に示せれば、デメリットと表裏一体の要素として商品の特徴も伝えることができます。

また、近年成功しているECサイトで多く見られるのが、運営企業のスタッフによるサービスの利用体験や商品の使用レポートといったコンテンツです。顔写真付きのスタッフそれぞれの言葉で丁寧に商品の特徴が説明され、時には使い勝手の悪さや自分の生活スタイルに合わせたある意味身勝手な要望などが記載されていることもあります。

さらに、実店舗の販売スタッフのコメントや地方の生産者の生活環境など、一見ユーザーのニーズとは関係のない情報のないコンテンツを提供しているECサイト運営企業もあります。

こうしたコンテンツはコンバージョンを直接プッシュする要素にはならないものの、商品・サービスに一定の興味・関心を持ち、実際に商品ページを訪れたユーザーにとっては非常に心強い情報になります。販売員と会話がなく、ボタン1つで購入できてしまうECサイトだからこそ、売る側の正直な姿勢と顔が見える商品ページが、ユーザーの心を動かす大きなポイントになります。

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小野 良勝 代表取締役

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横浜の制作会社アイティネットの代表取締役。WEB、モバイル、DTP、デジタルサイネージを事業展開。それぞれの特性を活かした メディアミックスを得意とする。iPhoneやiPadを活用したBtoB向けのアプリケーションを開発。モチベーションの高い人や異業種との交流がたまらない。華の47年組。趣味はオートキャンプ

CTRが約6倍になった事例も。集客を劇的に改善するプレミアムポジション

ヒントは制作会社自身のWebサイトにあり。制作会社選びを成功させるコツ

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