複数の静止画を組み合わせてコマ送りで表示することによって、画像に動きをつけることができるGif。WebサイトにおけるGifファイル活用の歴史は比較的古く、ポータルサイトやブログなどでもその黎明期から広く使われてきました。フラットデザインなどの登場によって、Webデザインの主流がよりシンプルにミニマムなものになりつつある今、そのメリットがあらためて見直されています。
手軽に作成して動きを出せるGifファイルは、シンプルなゆえにのっぺりとした印象を与えがちな現代のWebサイトにアクセントを与えるのに最適です。スマートフォンでの閲覧を前提にしたWebサイトの場合、複雑なビジュアルや動画は表示速度の面でユーザーにストレスを与えるがありますが、容量の小さいGifファイルならそういった心配もいりません。誰でも手軽にGif画像を作成することができるサービスを紹介します。
GIFアニメスタジオ
最大15枚の静止画をアップロードしてつなぎ合わせ、それぞれの表示時間を設定することで、簡単なGifアニメーションを作成することができます。作成したGif画像はURLやQRコードで共有することも可能。日本語テキストによる解説をメインとした非常にシンプルなUIになっており、「作成」、「サイズ変更」といった手順がタブ分けされているので、リテラシーを問わず手早くGif画像を作成できます。
Visual G++
ダウンロードして利用するGif作成ツールです。無料ツールとはいえ、表示スピードや透過色も細かく設定することができ、静止画に加えて動画からGif画像を作ることもできます。操作はドラッグ&ドロップで簡単に行えるのが特徴です。
gifs
YouTubeの動画をGif画像に変換できるオンラインツールが「gifs」です。動画URLをコピー&ペーストするだけで、一瞬でGif画像にすることができます。変換したGif画像をFacebookなどのソーシャルメディアで共有する機能も提供されているので、使い方次第では本編の告知などプロモーションに広く利用できるかもしれません。
PicGIF Lite
Mac向けのGif画像編集アプリです。動画や静止画から手軽にGif画像を作成することができます。並び替えや表示スピード変更、リサイズなどもアプリ1つで行えます。