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CV到達率によって方向性を見定める。「Google アナリティクス」活用法(3)

リニューアル

「Google アナリティクス」を用いた定量データによる現状把握・分析では、全体のセッション数をベースとして、流入元とランディングページ、デバイスのシェアを把握・分析することによって、自社のWebサイトが抱える課題を洗い出し、リニューアルの方向性を検討することができます。

リニューアルによって売上拡大や問い合わせ数アップを目指す場合は、それらとあわせてアドバンスセグメント機能を使ってコンバージョン(CV)に影響する要素を絞り込んでいくのも効果的です。

アドバンスセグメントは、「サイトコンテンツ」のメニューに表示されるセッション数やPV数に対して特定の条件を付与してサマライズする機能です。特定の条件としてコンバージョンを設定するためには、あらかじめ購入完了ページや問い合わせ完了ページのセッション数を目標として登録しておくか、セグメントの条件として購入完了ページなどのURLを指定する必要があります。

コンバージョンを条件として付与すると、各URLのセッション数やPV数を「すべてのユーザー」と「コンバージョンしたユーザー」の2軸から見ることができるようになります。このデータをExcelにエクスポートして、「コンバージョンしたユーザー」のセッション数を「すべてのユーザー」のセッション数で割ることによって、各URLのコンバージョンに至る割合(CV到達率)を出すことができます。

CV到達率が高いURLは、ユーザーのアクションを後押しする要素が強いページです。売上や問い合わせ数の向上をリニューアルの目的とする場合は、そのページのコンテンツやデザインをリニューアル全体の1つのモデルとすることができます。また本来、購入や問い合わせのトリガーとなるべき商品ページなどのCV到達率が低い場合、それらのページの改善もリニューアル要件の候補に入ってきます。

実際、このやり方で検証していく場合は、Excelのバブルマップなどを使い、CV到達率とあわせてCV数、セッション数も同時に分析していくとよりリニューアルの方向性が見出しやすくなるかもしれません。

例えば、CV到達率が高いにも関わらずセッション数が少ないページは、そのページへの導線を工夫することによってより多くのユーザー訪問を促しCVへの貢献度を高めることができます。CV到達率が低くセッション数も少ないページは運用する必然性も低いので、リニューアルの際にカットしてしまうのも1つの方法です。

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小野 良勝 代表取締役

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横浜の制作会社アイティネットの代表取締役。WEB、モバイル、DTP、デジタルサイネージを事業展開。それぞれの特性を活かした メディアミックスを得意とする。iPhoneやiPadを活用したBtoB向けのアプリケーションを開発。モチベーションの高い人や異業種との交流がたまらない。華の47年組。趣味はオートキャンプ

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