menu

ネットビジネスの成功を大きく左右する価格設定のポイント

EC

ECサイトを運営するにあたってコンセプトの設計と同様に重要なのが商品の価格設定です。ネットビジネスに参入したばかりの企業では、自社のサービスや商品をどんな価格にすればいいか詰めきれず、やみくもに安い価格を設定してしまった結果、売上はあるにも関わらず赤字が続いてしまうケースも珍しくありません。

利益率を改善するためには値上げすることが考えられますが、多くの場合で商品の値上げは極端なユーザー離れを招き、ショップ運営を継続するのがさらに難しくなっていきます。適切な商品価格を設定することはユーザーメリットだけでなく、Webマーケティングで長期的に成果をあげていくためにも非常に重要な要素です。

適切な価格を設定するためにまず基本となるのは、商材1つひとつの原価を正確に把握することです。ECサイトの販売には、仕入れ・製造といった直接的な費用に加えて、コンテンツ制作のための外注費、梱包・発送の人件費、広告サービスの利用料金などさまざまなコストが発生します。

また、消費者が実際の商品を手にとって確かめることができないため、商品到着後の返品や問い合わせ対応といったアフターサービスに思わぬ費用がかかることもあります。価格を決める際は「EC=低コスト」という固定概念にとらわれず、発送後まで含めたすべてのプロセスにかかる費用をあらためて洗い出し、一定以上の利益率を確保できるよう設定するのが第一歩です。

すべての商材で高い利益率を確保できれば理想的ですが、業種や商材を問わずECサイトで売り上げをあげるためには、おのずとSEMをはじめとした集客アプローチが必要になり、それらにかかるコストを大幅に下げるのは簡単ではありません。

例えば、ショップを開設してからしばらくの間は、品質に自信のあるオリジナルのイチ押し商品の利益率をあえて低く設定し、消費者が購入しやすくすることによって、リピーター獲得を狙っていくのも1つの方法です。リピーターによってブランドの認知度がアップすれば、利益率の高い商品もより売りやすくなっていきます。

また、セット商品も利益を確保するうえで有効な手段です。例えば、1枚あたりの原価500円、販売価格1500円のTシャツを3枚セット4200円で販売する場合、一見値下げのように見えますが、Tシャツを1枚ずつ売った場合の利益が1000円なのに対して、3枚セットなら2700円の利益が出ます。獲得1件あたりの費用が同じなら、こうした販売方法も有効なアプローチの1つになります。

ECサイトに関するご依頼、ご相談、お見積はこちら

小野 良勝 代表取締役

投稿一覧

横浜の制作会社アイティネットの代表取締役。WEB、モバイル、DTP、デジタルサイネージを事業展開。それぞれの特性を活かした メディアミックスを得意とする。iPhoneやiPadを活用したBtoB向けのアプリケーションを開発。モチベーションの高い人や異業種との交流がたまらない。華の47年組。趣味はオートキャンプ

Alex and Ani|全てはお客様のために!

YAMAHAの動画プロモーションに学ぶ動画活用のヒント

関連記事

  1. 決済でユーザーの70%が離脱?ECサイトにおける3つの決済方法

    大手リサーチ会社が約2000人のユーザーを対象に行ったアンケートによれば、ECサイトに希望する決済方…

  2. ただマネするだけでは逆効果。ECサイトにおける縦長ランディングペ…

    商材・規模を問わず多くのECサイトで採用されている縦長のランディングページ。楽天やYahoo! ショ…

  3. 集客力プラスアルファのメリットをもたらす大手ECモールへの出店

    B to Cのネットビジネスを始めるにあたって選択肢の1つとなるのが、楽天やAmazonをはじめとし…

  4. クーポン訴求がカゴ落ちを招く?決済ステップを完結させるための2つ…

    取り扱う商材やショップの規模を問わず、ECサイトを運営していくうえでは避けて通ることができないのが、…

  5. 「検索型」と「SNS型」。商品ページのヒントになるユーザーの2つ…

    長期的に収益をあげるECサイトを作り上げるためには、ネットショップならではのニッチなコンセプト設計と…

  6. “ユーザーが購買する意味”を作る。ECサイト成功の鍵を握るコンセ…

    比較的低いコストでネットビジネスを始められ、幅広いターゲット層へのブランド認知や短期的な売上アップに…

  7. ECサイト担当者が頭を悩ませる「カゴ落ち」を防ぐ効果的な方法とは…

    ECサイトを訪れたユーザーがショッピングカートに商品を追加後、購入ステップまで進んだものの最終的には…

  8. ECサイトを安全かつ継続的に運用するための「守り」の施策

    明確な戦略にもとづいたコンセプト設計と価格設定、さらには2ステップマーケティングなどを活用したPDC…

PICKUP

PAGE TOP