menu

Beaconと先進技術を活用した次世代の飲食店とは? リクルート「未来レストラン」

Beacon

Beaconはスマートフォンに加え、ウェアラブルデバイスや音声認識技術と組み合わせることによってさらに大きなメリットをもたらします。Beacon端末は1個あたり数百円~1000円程度のものも多く、初期費用を抑えられる分、導入する場合には他のツールや技術との組み合わせを視野に入れてみるのもいいかもしれません。

少し古い話にはなりますが、2014年にはリクルートテクノロジーズがiBeaconと先進技術を活用した飲食店の体験イベントを開催しています。

飲食店におけるiBeaconやARの使い方

リクルートテクノロジーが2014年3月に行なったのは、「未来レストラン」という体験イベント。東京・六本木にある、「卵」をテーマにしたカフェ「eggcellent」を会場とし、飲食店におけるiBeaconやKinectの活用方法が紹介されました。

店内の各テーブルには店のテーマに合った卵型のiBeacon端末が置かれ、着席するとスマートフォンの専用アプリがBluetooth経由でテーブルの番号を認識。アプリ上のボタンで注文すると店員側のデバイスにテーブル番号と注文したメニューが表示され、食事後の会計もアプリ上でできます。

さらにテーブルにはイラストが描かれた卵型のボードが置かれ、ゴーグル型のウェアラブルデバイスを装着すると、ボード上にAR(拡張現実)映像によるメニューが表示されます。内蔵されたマイクでそのまま注文することが可能です。

「わざわざゴーグルを装着してまで‥」という方もいるかもしれませんが、スマートフォンアプリを使い慣れない人にはありがたいツールですし、店員を呼びにくい大規模なレストランでは役立つことも多いでしょう。

また、店内にはジェスチャーと音声を認識するMicrosoftのKinectも設置され、プロジェクターを使って天井に映像を反映。動作と声で店員を呼び出し、プロジェクターの映像を通してオーダーできる仕組みや、注文したメニューが届くまでの工程を窓ガラスに映し出す仕組みも用意されました。

「未来レストラン」は同年5月にも開催され、参加者の多くから好評を得ました。すぐに実用化できる取り組みも多く、iBeaconとそれを取り巻く技術によって飲食店のあり方も大きく変わっていきそうです。

小野 良勝 代表取締役

投稿一覧

横浜の制作会社アイティネットの代表取締役。WEB、モバイル、DTP、デジタルサイネージを事業展開。それぞれの特性を活かした メディアミックスを得意とする。iPhoneやiPadを活用したBtoB向けのアプリケーションを開発。モチベーションの高い人や異業種との交流がたまらない。華の47年組。趣味はオートキャンプ

世界一の「デジタル銀行」

ブロックチェーンへの初めての攻撃

関連記事

  1. 販売とマーケティング調査を両立。大塚製薬「POCARI CROS…

    大塚製薬と大手広告代理店の共働により、2014年10月にシンガポールで行われた、Beaconを活用し…

  2. 野球観戦をより楽しく、快適に。スポーツ界に先駆けたMLBのBea…

    スポーツの分野で世界に先駆けてBeaconを活用しているのが、アメリカの4大スポーツの1つMLB(メ…

  3. Beaconによって拡がるビジネスチャンス~タクシー・公共交通機…

    決済機能が付いたタクシー配車アプリや、ターミナル駅内のナビゲーション、社内の迷惑行為防止アプリなど、…

  4. 登山者の行動データ取得にBeaconを活用。長野県「山岳遭難防止…

    小型の端末によって利用者の位置情報を取得できるBeaconは、アウトドア・レジャーの分野でも活用され…

  5. Beaconによって拡がるビジネスチャンス~観光・地域分野~

    その場に近寄るだけで手持ちのスマートフォンで情報を受け取れるBeaconは、地域活性化や観光客向けの…

  6. キャンパス内のBeaconで新入生をナビゲート。ニューヨーク州立…

    大型ショッピングモールやイベント会場、ターミナル駅、駐車場といった広大なスペースでそのメリットを発揮…

  7. 2020年に向けたインバウンド獲得にBeaconを活用「Fram…

    現在、日本を訪れる外国人観光客は年間1900万人以上。政府は「観光ビジョン実現プログラム」を策定し、…

  8. デジタルサイネージとの併用でインバウンド消費を促進。高島屋のBe…

    アメリカの大手百貨店Macy’sがiBeaconを導入して以来、O2Oマーケティングに取り組む企業が…

PICKUP

PAGE TOP