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Beacon×Apple Watchでショッピングが変わる。アメリカMarsh Supermarketsの事例

Beacon

2015年4月に日本でも発売されたApple Watch。iPhoneやiPadと比べるとそれほど広くは根付いていないようですが、スケジュール管理やデータ分析などの機能に加えて、店舗の販売員ごとの売上を管理する専用アプリなども開発されており、今後は企業単位での導入も進んでいきそうです。2016年9月には第2世代となる「Apple Watch Series 2」も発売されて大きな話題になりました。

そこで気になってくるのがBeaconとの相性です。現在のBeacon施策の多くはスマートフォンアプリを連動させたものですが、それがApple Watchに変わった場合、どんなメリットをもたらすのでしょうか? アメリカではApple Watchの発売直後からBeaconとApple Watchを組み合わせた施策が行なわれています。

ショッピングと相性抜群のBeacon×ウェアラブルデバイス

アメリカでスーパーマーケットチェーンを展開するMarsh Supermarketsは、2015年1月にBeaconとApple Watchを組み合わせた施策を発表し、国内外のメディアで広く取り上げられました。

Marsh Supermarketsはショッピングプラットフォームを提供しているinMarket社と協同し、それぞれのアプリを元に共同プラットフォームを開発。店内にiBeacon端末を設置することで、来店したApple Watchユーザーに対して商品情報やクーポンを配信し、事前に作成した買い物リストをチェックできるサービスを提供しました。

商品情報やクーポンの配信は他の企業のBeacon施策でも多く見られるものですが、ここで注目したいのがApple Watchの効果です。

スマートフォンアプリを使ったBeacon施策の場合、ピンポイントなタイミングで商品情報やクーポンを配信しても、スマートフォンがバッグやポケットの中に入っていたり、通知音がOFFに設定されたりしていて気づかないケースも多いでしょう。

それに対してApple Watchはウェアラブルデバイス。商品を手にとったタイミングで手元のデバイスに通知が届けば否が応でも気づき、目を向ける機会も増えるはずです。さらに両手がフリーになるため、ある程度の重さがある商品も手にとることもできますし、スマホを見ながら買い物するのに煩わしさを感じていた人に対する新しいアプローチにもなります。

あるリサーチによれば、2020年には日本国内でもウェアラブルデバイスの販売台数が約680万台に達する見込み。そのうちの50%以上が、Apple Watchが主役を担うであろう腕時計型です。BeaconとApple Watchの組み合わせで私たちのショッピング体験も大きく変わっていきそうですね。

小野 良勝

小野 良勝 代表取締役

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横浜の制作会社アイティネットの代表取締役。WEB、モバイル、DTP、デジタルサイネージを事業展開。それぞれの特性を活かした メディアミックスを得意とする。iPhoneやiPadを活用したBtoB向けのアプリケーションを開発。モチベーションの高い人や異業種との交流がたまらない。華の47年組。趣味はオートキャンプ

AIコピーライター

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