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自動入札ツールの特徴と注意点

リスティング広告

リスティング広告の運用には効果測定やレポーティング、入札、広告文の改善といった多くの作業がともなうため、運用支援ツールを使っている方も多いのではないでしょうか? そうしたツールのなかでも代表的なものの1つが、キーワードの入札を自動的に行なう自動入札ツールです。これから導入しようとしている方も知っておきたい、自動入札ツールの特徴と注意点についてご紹介します。

自動入札ツールの特徴・タイプ

SEM代理店などが提供している自動入札ツールは大きく2種類に分けられます。1つは「ルールベース型」。あらかじめ設定したCPA(獲得1件あたりの費用)の目標をオーバーしてしまった際や掲載順位が一定以上低下した場合、条件に従って入札金額の調整を行います。「入札金額を最適化」とうたっているツールの多くはこのルールベース型です。

もう1つは、「ポートフェリオ型」。目標CPAを達成するために、ツール独自のアルゴリズムによってマクロ的な視点から入札単価の調整を行います。ポートフェリオ型のツールはあくまでアカウント全体の目標CPAをプライオリティにしているため、個々のキャンペーンや広告グループ単体でのCPAは目標から大きく乖離するケースもあります。

自動入札ツールを導入する場合の注意点

自動入札ツールのほとんどは有償ツールです。料金はツールによってさまざまですが、相場は初期費用が5万円~10万円ほど。これに利用料としてクリック課金額の3~7%が上乗せされます。金額の受け取り方は人それぞれとはいえ、リスティング広告自体が数万円程度の出稿でも充分効果が期待できることを考えると決して安くはないかもしれません。

また、自動入札ツールを導入するためには、運用中のものも含めて広告にパラメータを付与する必要があります。「工数削減を狙って導入したけど、パラメータを付けるためにかえって工数が増えてしまった‥」というのはよく聞く話。自社で行う作業については契約を結ぶ前にしっかり確認しておいた方がいいでしょう。

いずれにしろ自動入札ツールは万能ではありません。ポートフェリオ型でも判断のベースとなるのは過去の実績と傾向で、災害などによる突発的な市況の変化や、競合の運用変更などにはリアルタイムに対応できません。導入する場合はそうした点も加味して慎重に検討するようにしましょう。

小野 良勝

小野 良勝 代表取締役

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横浜の制作会社アイティネットの代表取締役。WEB、モバイル、DTP、デジタルサイネージを事業展開。それぞれの特性を活かした メディアミックスを得意とする。iPhoneやiPadを活用したBtoB向けのアプリケーションを開発。モチベーションの高い人や異業種との交流がたまらない。華の47年組。趣味はオートキャンプ

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