menu

クリック率(CTR)がスマホ広告の約30倍?VR広告の可能性

広告

2016年10月に発売されたPlayStation VRに早くもプレミア価格がつき始めるなど、大注目のVR(仮想現実)。ヘッドマウントディスプレイをはじめとしたハードが人気を集める一方、コンテンツ制作はまだまだ手探りの状態で、VRのマネタイズ(収益化)を疑問視する声もありますが、海外ではVR技術を広告に活かす取り組みが始まっています。

世界に先駆けてVR広告プラットフォームを開発したImmersv社

Immersv社はアメリカ・ロサンゼルスに本拠を置くスタートアップ企業。2016年3月にVR広告の配信プラットフォームの開発を発表して大きな注目を集めました。

Immersv社が開発に取り組んでいるプラットフォームは、主にVRのゲーム開発メーカーを対象にしたもの。ゲームのプレイヤーの視点と連動しており、プレイヤーがヘッドマウントディスプレイを装着した状態で広告ユニットを一定時間以上見つめると、VR動画広告が配信されているシアターに移動する仕組みです。

他にもYouTubeのインフィード広告のようにコンテンツの冒頭にVR広告を挿入する機能も開発されており、開発段階ではGoogle CardboardとサムスンのGear VRへの対応が見込まれています。

クリック率は29.8%を記録

Immersv社はVR広告プラットフォームの開発とあわせてVR広告の効果に関するリサーチ結果も公開しています。これは、ユーザーがVRコンテンツ内の広告ユニットを見つめてVR広告に接触した「GTR」(gaze-through-rate)という指標を算出し、CTR(クリック率)として置き換えたもの。

その結果、VR広告のCTR(クリック率)は29.8%を記録しました。これは、スマホ広告(1%)の約30倍、PC広告(0.4%)の約75倍となる数字です。またVR動画広告は1000の広告コンテンツに対して資料やツールがインストールされた回数が平均12回。この点でもスマホ(平均0.5回)、PC(平均0.2回)を大きく上回っています。さらに完全視聴率も他を大きく上回る80.6%を記録しました。

Immersv社のCEOは、「これはモバイルアプリやFacebookなどの広告で活躍しているTapjoyやRock Youなどでも見たことがない数字」で、「VRはデジタル時代で最も効率的なプラットフォーム」としています。

小野 良勝

小野 良勝 代表取締役

投稿一覧

横浜の制作会社アイティネットの代表取締役。WEB、モバイル、DTP、デジタルサイネージを事業展開。それぞれの特性を活かした メディアミックスを得意とする。iPhoneやiPadを活用したBtoB向けのアプリケーションを開発。モチベーションの高い人や異業種との交流がたまらない。華の47年組。趣味はオートキャンプ

「梱包や発送業務が悩みのタネ‥」という方におすすめのフルフィルメントサービス

競合分析の基本中の基本。Google AdWords「オークション分析」

関連記事

  1. コンテンツは自由自在&SNSでプラスαの効果も期待できる動画広告…

    「Yahoo!ブランドパネル」をはじめとした純広告と並び、自社のサービス・商品に関心の薄い低関心ター…

  2. クリック単価9円~利用可能。新しい広告サービス「Yahoo! コ…

    2015年にYahoo!からリリースされた「Yahoo! コンテンツディスカバリー」は、特定の商品・…

  3. 3種類のインストリーム広告。それぞれの特徴を解説

    動画広告のなかでも最も多く利用されているのが、動画本編に広告を挿入するインストリーム広告です。サイバ…

  4. 審査落ちを繰り返さないために。「Yahoo! コンテンツディスカ…

    クリック単価9円で利用を開始でき、広告に嫌悪感を抱くユーザーに対しても訴求できる「Yahoo! コン…

  5. 平均視聴率90%。ミッドロール広告の特徴とYouTubeでの使い…

    YouTubeでも広く利用されているインストリーム広告には、本編冒頭の「プレロール広告」、途中に挿入…

  6. 顕在ターゲット層を取り込む「リマーケティング広告」

    Web広告で成果をあげるためには、自社のサービス・商品に高い関心があり、Webサイトを訪問したものの…

  7. ゲームアプリ以外の分野にも活用できる?注目を集め始めているプレイ…

    さまざまな広告サービスが登場するなか、これまでとは一線を画した広告の形として2014年ごろから注目さ…

  8. CPAが1/2、CVRが20%アップした事例も。Facebook…

    年々利用する人が増えているSNS広告。なかでも高い費用対効果で注目を集めているのが、2015年に日本…

PICKUP

PAGE TOP