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都道府県別のECサイトの利用傾向。スマホ利用率第1位は意外にも‥

EC

スマートフォンやタブレットの普及によって場所を選ばずネットショッピングができるようになった一方、ECサイトの利用傾向を都道府県別に見てみると意外な発見もあります。地域ごとの消費傾向を知りたい場合や、エリアマーケティングに取り組む場合は、こうしたデータに目を向けてみるのも面白いかもしれません。

通販に関する各種リサーチやトラブルを防ぐための啓蒙活動を行っている公益財団法人「日本通信販売協会」(JADMA)の「ジャドマ通販研究所」は、2016年9月に都道府県別のECサイトの利用傾向を調査し、その結果をWebサイトで公開しました。

ECサイトの年間利用額&利用頻度

ジャドマ通販研究所の「県民通販大調査」が行なわれたのは、2016年9月9日~9月13日の5日間。過去1年間でECサイトを利用した20代~60代のユーザーが対象です。

その結果、年間利用額の1位は東京(11万4025円)。2位に千葉(10万9750円)、3位に宮城(10万7188円)と続きます。その他、大阪(6位。10万2458円)、福岡(10位。9万7400円)など、上位10地域のうち8つが政令指定都市のある都道府県です。

一方、下位は青森(44位。7万2213円)、鹿児島(46位。7万1388円)など。一概には言えないものの、ECサイトの利用率は都市環境・人工密集度などと関連性があるのかもしれません。

利用頻度(ECサイトを月2~3回以上利用する割合)のランキングについては利用額とほぼ並行しており、利用額1位の東京が1位(47.7%)、利用額4位の京都が2位(46.6%)にランクインしています。

ECサイトにおけるスマートフォンの利用率

スマートフォンからネットショッピングをするユーザーの割合は全国平均で28%。ネットユーザーの過半数がスマートフォンを利用していることを考えると、これは意外に低いと言えるかもしれません。

都道府県別に見ると、第1位は沖縄(44.5%)。2位に佐賀(43.1%)、3位に宮﨑(41.3%)と続き、上位5地域のうち4つまでが九州・沖縄エリアの県で占められています。

実は総務省が2015年に行った調査でも九州・沖縄エリアはPCの普及率が低く、沖縄の場合、ノートPCが41.0%(全国平均55.2%)、デスクトップPCが23%(全国平均34.0%)と、それぞれ全国平均を10ポイント以上下回っています。ECサイトを運営している企業が九州・沖縄エリアを対象にエリアマーケティングを行う場合、スマホ専用サイトやSNS広告が鍵となってくるかもしれません。

ジャドマ通販研究所「県民通販大調査」
https://www.jadma.org/tsuhan-kenkyujo/

小野 良勝 代表取締役

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横浜の制作会社アイティネットの代表取締役。WEB、モバイル、DTP、デジタルサイネージを事業展開。それぞれの特性を活かした メディアミックスを得意とする。iPhoneやiPadを活用したBtoB向けのアプリケーションを開発。モチベーションの高い人や異業種との交流がたまらない。華の47年組。趣味はオートキャンプ

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