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ブランドを浸透させるには社内から。インナーブランディングについて

MARKETING

今はモノが簡単に売れない時代です。企業が広告予算を投入して商品やサービスを強くアピールしても、消費者にはレビューや口コミ、SNSといった多くの判断基準があります。それを踏まえてSNSでプロモーションを展開すれば売りっ気の強さに嫌悪感を持たれ、逆効果をもたらすこともあるでしょう。

コンテンツマーケティングの事例などを見ても分かるように、大切なのはいかに顧客との接点の質を上げ、長期的な信頼感を得られるかという点。これはB to BでもB to Cでも変わりありません。そうしたなか注目されているのがインナーブランディングという概念です。

インナーブランディングとは

インナーブランディングとは、名前の通り社内の従業員を対象にしたブランディングのこと。従業員の自社ブランドに対する意識を高め統一することによって、一貫性のあるサービスや商品を提供しようとする試みです。1990年代のアメリカで生まれたと言われ、「インナープロモーション」や「インナーマーケティング」と呼ばれることもあります。

身近なところでは社員への商品サンプルの配布、社内向けオウンドメディアの運営、ブランドに関するブックレット作成・配布、自社商品に関する勉強会などもインナーブランディングの1つ。

コンテンツマーケティングの成功事例として取り上げられることの多い「北欧、暮らしの道具店」もスタッフに自社のアイテムを無料配布し、それを実際に使ったスタッフがブログやSNSでアウトプットしているという点に注目すると、インナーブランディングに成功している企業と言えるかもしれません。

北欧、暮らしの道具店
http://hokuohkurashi.com/

インナーブランディングの効果

インナーブランディングの効果は、第一にサービスの質が高まること。自社ブランドへの理解が深まれば、それはおのずと行動に反映されます。例えばアパレル関連の販売店舗でも、自社のブランドコンセプトやターゲット、顧客のニーズを正しく理解しているスタッフとそうでないスタッフでは、接客に大きな差が出るはずです。

また、インナーブランディングは従業員のモチベーションを上げる効果も期待できます。ブランドへの理解が深まることによって、その一員であることへのプライドが芽生え、結果的に業務の生産性が大きく向上することもあるでしょう。

小野 良勝

小野 良勝 代表取締役

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横浜の制作会社アイティネットの代表取締役。WEB、モバイル、DTP、デジタルサイネージを事業展開。それぞれの特性を活かした メディアミックスを得意とする。iPhoneやiPadを活用したBtoB向けのアプリケーションを開発。モチベーションの高い人や異業種との交流がたまらない。華の47年組。趣味はオートキャンプ

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