menu

マイクロコンバージョンによってWebサイトを評価する際の2つのポイント

ディレクター心得

Webサイトや広告のランディングページを改善する手法として最近注目を集めているマイクロコンバージョン。特定のページや入力フォームへの到達率などを中間的なマイクロコンバージョンとして設定することによって、トラフィックやコンバージョンが少ないWebサイトでも綿密な効果検証が行なえ、ピンポイントな施策が見出しやすくなります。

マイクロコンバージョンを設定してWebサイトなどを評価する場合、どんな点に注意する必要があるのでしょうか? Webディレクターなら必ず押さえておきたい2つのポイントについてご紹介します。

ユーザーの行動を変える要素に注目
1つ目のポイントは、Webサイトのなかでユーザーの行動に変化をもたらす要素に注目することです。例えば、資料請求を最終的なコンバージョンとするオウンドメディアの場合、特定の記事から別の記事への遷移率をマイクロコンバージョンとして設定してもあまり意味はありません。ユーザーが記事ページをいくら行き来してコンテンツの存在を認識したとしても、それが最終的なコンバージョンに影響するかどうかは別の話だからです。

こうした場合、記事ページに掲載された問い合わせフォームのクリック率や、入力フォームの各ページへの到達率などを設定するのがいいでしょう。あるいは多少手間はかかるものの、ヒートマップを利用して資料請求ボタンの周辺エリアの閲覧数・滞在時間などをマイクロコンバージョンとして設定するのも1つの方法です。

セグメント別に検証する
マイクロコンバージョンを設定するうえでは、ターゲットの属性に目を向けることもかかせません。例えば、「新規ユーザーの獲得数が伸び悩んでいる」というECサイトの場合、会員登録フォームへの到達率、決済ステップの最終ページへの到達率など3~4個のマイクロコンバージョンを設定し、新規ユーザーと再訪ユーザーそれぞれの数値を見比べると、新規ユーザーが購入に二の足を踏む理由を浮き彫りにすることができるでしょう。

また、時間帯別・曜日別の来訪ユーザーや、スマホ・PC別といった切り口も効果的。「土日の13時~15時はhow to コンテンツから最終コンバージョンに至る割合が高い」といった、単純なアクセス数、コンバージョンから見いだせなかった新しい発見につながるかもしれません。

小野 良勝 代表取締役

投稿一覧

横浜の制作会社アイティネットの代表取締役。WEB、モバイル、DTP、デジタルサイネージを事業展開。それぞれの特性を活かした メディアミックスを得意とする。iPhoneやiPadを活用したBtoB向けのアプリケーションを開発。モチベーションの高い人や異業種との交流がたまらない。華の47年組。趣味はオートキャンプ

コンテンツSEOはどのように生まれたか?SEOと検索エンジンの歴史(前編)

Beaconによって拡がるビジネスチャンス~スポーツ分野~

関連記事

  1. ランディングページの成功事例その1「DHC 公式オンラインショッ…

    効果的なランディングページを制作するためには、ファーストビューに加えて、Webページ全体のレイアウト…

  2. Webコンテンツの印象を大きく変えるタイポグラフィの4原則

    フォントを効果的に使うにはタイポグラフィ(書体の配置や構成といった表現)も大切です。デザインやレイア…

  3. 1000円以下でハイクオリティな素材を入手可能。優良ストックフォ…

    Webサイトの制作でイメージ・目的に合った画像を手に入れるのはなかなか難しいものです。プロのフォトグ…

  4. Webデザインの初稿チェックで押さえておきたいポイント

    Webページの制作・修正のやりとりのなかでもとりわけ重要なのが、デザイナーから最初に提出されてきた初…

  5. WordPressの表示速度をアップさせるプラグイン5選

    アクセス解析やセキュリティなど豊富な機能が提供されているWordPressのプラグイン。使い方によっ…

  6. 即戦力のコーディングチェックツール3選

    デザイナーへの発注やクライアントとの連絡・調整に加えて、Webページのコーディングをチェックするのも…

  7. 食品、文具、レンタルスペース‥幅広い業界で活用されるオウンドメデ…

    コンテンツマーケティングの重要性が指摘されるなか、規模・業種を問わずさまざまな企業がオウンドメディア…

  8. ユーザーの7割が直帰する?ファーストビューの効果的な改善その1

    Webサイトで最も大切な要素の1つが、訪問したユーザーが最初に目にするファーストビューです。あるWe…

PICKUP

PAGE TOP