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アメリカ・EEDAR社の調査に見るVRマーケットの「今」(前編)

VR/AR

エンターテインメント分野を中心に多くのコンテンツが制作されているVR。マスメディアで取り上げられる機会も増え、アーティストのライブやプロモーションなどにVRが活用される事例なども多く見られます。でも実際、VRはどれくらい社会に浸透してきているのでしょうか?

VRの現状について理解するためには、数値に目を向けるのが欠かせません。2016年11月にアメリカ・サンフランシスコで開催された「VRDC 2016」(Virtual Reality Developers Conference 2016)というイベントで、VRマーケットに関する興味深いデータが発表されています。

ヘッドマウントディスプレイ(HMD)のシェア

リサーチを行なったのはアメリカのEEDAR社。スマホゲームやアプリの利用者数など、ゲームコンテンツ全般におけるリサーチ事業を展開する企業です。

EEDAR社によると、2016年の年末時点でのヘッドマウントディスプレイ(HMD)の予想シェアは、PlayStation VRが約150万台で第1位。2位にOculus Rift(約25万台)、3位にHTC Vive(約20万台)と続きます。

PlayStation VRが発売から2ヶ月に満たないことを考えるとこれは驚異的な差。EEDAR社では、PlayStation 4の300万台以上の出荷実績を踏まえ、PlayStation VRを「やや購入しやすいデバイス」と位置付けていますが、これにはもちろん価格面の優位性も大きく影響しているでしょう。

世界的に見ても、過去20年で100万台以上の販売実績があるゲーム機はすべて5万円以下。PlayStation VRは予約の時点から申し込みが殺到してプレミアが付き始めていますが、エンターテインメントとの親和性に注目して希望小売価格を5万円以下に抑えたソニーの戦略勝ちかもしれません。

HMD別のコンテンツ本数

続いてコンテンツに目を向けてみると‥。EEDAR社によればコンテンツ本数の第1位はHTC Vive。HTC Vive向けコンテンツの大半は「Steam」というゲーム用プラットフォームから配信され、低価格なのが特徴。HTC Vive本体の発売から2ヶ月後の2016年6月時点で配信本数200本を超えています。

一方、現在販売されているPlay Station VR向けのソフトは約40本。各社競って開発に取り組んでいるものの、ハードの圧倒的な人気に対してコンテンツの供給が追いついていない部分があるかもしれません。

小野 良勝

小野 良勝 代表取締役

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横浜の制作会社アイティネットの代表取締役。WEB、モバイル、DTP、デジタルサイネージを事業展開。それぞれの特性を活かした メディアミックスを得意とする。iPhoneやiPadを活用したBtoB向けのアプリケーションを開発。モチベーションの高い人や異業種との交流がたまらない。華の47年組。趣味はオートキャンプ

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