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約8000円で本格的なVR体験を提供。Google「Daydream View」

VR/AR

昨年あたりからヘッドマウントディスプレイ(HMD)が続々発売され、一般家庭でもVRが楽しめるようになりつつあります。ただ、ダンボール製などの廉価なHMDが人気を集める一方、ハイエンドなモデルに対しては消費者の厳しい視線もある様子‥。

アメリカのリサーチ企業EEDAR社が約3800人の消費者を対象に行ったアンケートでは、Oculus RiftなどのハイエンドなHMD(実売価格:約7万円~10万円)を「今後購入する」と回答した人は、全体のわずか4%にとどまっています。VRコンテンツの制作自体がまだまだ手探りの現状で、高いお金を出してHMDを購入するのをためらう人も多いのかもしれません、

そうしたなか2016年5月に発表されたのがGoogleのVRヘッドセット「Daydream View」です。

Google「Daydream View」

Googleの「Daydream View」は、ダンボール型HMDのGoogle Cardboardの機能を大きく進化させたもの。「Googleがいよいよ本格HMDを発売」というニュースを目にした方も多いかもしれません。

最大の特徴は価格面で、アメリカでの販売価格は79ドル(約8000円)。これはPlayStation VRの約1/5、Oculus Riftの約1/7の値段です。ちょっとしたレストランでの食事ほどの価格で継続的に360°映像が体験できるとなれば、この発売を機にVRが大きく普及するかもしれません。

また、常にユーザーファーストを掲げるGoogleの製品らしく、スマートフォンとの接続は完全にワイヤレス。ワンタッチでスマートフォンを挟むだけで使えるため、コード類のわずらわしさを感じることなく快適にコンテンツを楽しめます。本体の表面にも軽量で柔らかいマイクロファイバーが使われています。

既にウォールストリートジャーナルやMLB(メジャーリーグベースボール)といった有力企業・団体が「Daydream View」向けのコンテンツ開発を発表しており、今後も参入は増える見込み。価格を考えると当面はサムスンのGear VRやハイエンドモデルとしては比較的安価なPlayStation VRあたりが競合になりそうです。

GoogleマップやGoogle 傘下のYouTubeのコンテンツとの連動など、GoogleがVRの世界をどう切り拓いていくのか大いに注目されています。

小野 良勝

小野 良勝 代表取締役

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横浜の制作会社アイティネットの代表取締役。WEB、モバイル、DTP、デジタルサイネージを事業展開。それぞれの特性を活かした メディアミックスを得意とする。iPhoneやiPadを活用したBtoB向けのアプリケーションを開発。モチベーションの高い人や異業種との交流がたまらない。華の47年組。趣味はオートキャンプ

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