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大混雑の待ち合わせスポットを仲間内だけで共有。ARアプリ「Myハチ公」

VR/AR

VRはもともと映像作品やゲームのために開発された技術です。現在でもVRコンテンツの制作に取り組んでいる人の多くはゲーム制作者や撮影会社のスタッフですが、VRへの注目が高まるにつれてアーティストやデザイナーといったクリエイターもVRの世界へ参入し、ユニークな作品を発表し始めています。

Holelensを使ってハチ公像をAR化

メディアアーティスト坪倉輝明氏によるARアプリ「Myハチ公」もそうした事例の1つ。2016年の11月20日に渋谷ヒカリエのDeNAオフィスで行われた「dotFes 2016」というイベントのセッションで発表され、その後SNSやWeb上のメディアで大きな話題になりました。

「Myハチ公」のコンセプトは、個人それぞれが自分のハチ公を持つこと。待ち合わせの人で常に混雑している渋谷駅前のハチ公像をARで映像化することによって、特定の人の間だけで見えるようにし、待ち合わせ場所として共有するというユニークなアプリです。

開発に使われたのは、マイクロソフトが開発を手掛けているARゴーグルHololens。日本国内ではまだリリースされていないため、Holelens「Myハチ公」にも開発版が使われています。

YouTube上には「Myハチ公」のデモ画像が紹介されており、ユーザーのジェスチャーで設置された「Myハチ公」はその場に固定されるため、周囲を回りこむこともできるようです。また「dotFes 2016」でのプレゼンでは、GPSを使った待ち合わせ場所へのナビ機能や、「Myハチ公」のアバターを自由にカスタマイズできるサービスのアイデアなども発表されました。

HoloLensアプリ「Myハチ公」

「Myハチ公」はあくまでイベントのプレゼンのネタの1つとして発表されたものなので、アプリストアでの公開はされていません。ただ、VR・ARのような先進的なテクノロジーに対して多くの人が注目するのは「要は、何ができるの?」ということ。「Myハチ公」のような身近でユニークなコンテンツが生まれていくと、VRに対する注目度・期待感もますます高まっていくではないでしょうか。

小野 良勝

小野 良勝 代表取締役

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横浜の制作会社アイティネットの代表取締役。WEB、モバイル、DTP、デジタルサイネージを事業展開。それぞれの特性を活かした メディアミックスを得意とする。iPhoneやiPadを活用したBtoB向けのアプリケーションを開発。モチベーションの高い人や異業種との交流がたまらない。華の47年組。趣味はオートキャンプ

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