menu

コンバージョン=売上は間違い。Web広告の運用で見落としがちなポイント

広告

Web広告を運用していると、「コンバージョン数の目標はクリアしているのに、なぜか売上目標に達しない」というケースが出てくるのではないでしょうか? 

実は、リスティング広告をはじめとした多くのWeb広告では、コンバージョン数と売上件数は必ずしも一致しません。意外と知られていないその理由について解説します。

コンバージョンの重複
Google AdWordsやSNS広告など複数の広告サービスを平行して利用しているとコンバージョンが重複することがあります。

例えば、1人のユーザーが同じデバイスからリスティング広告をクリックし、ランディングページからFacebookに遷移後、タイムライン上の広告をクリックしてコンバージョンに至ったという場合、実際に売上につながっているコンバージョンは1件ですが、管理画面上ではリスティング広告1件+Facebook広告1件の計2件のコンバージョンがカウントされます。

非常に単純な事象ではあるものの、複数の広告をまとめて管理する運用支援ツールなどを使っていると意外と気がつきにくいポイントでもあるので注意が必要です。

コンバージョンタグの設置ミス
コンバージョンを計測するためのコンバージョンタグは、Google AdWordsなら、Facebook広告ならといったように広告によって設置箇所が異なります。特定の広告メディアの効果が極端に悪い場合はもう一度広告のガイドラインを見直し、正しい位置にコンバージョンタグが設置されているか確認してみましょう。

ユーザーアクションによる乖離
前月に広告をクリックしたユーザーが月をまたいで次月に購入した場合、多くの広告サービスではコンバージョンと売上はそれぞれ別の月に計上されます。ブランド品をはじめとした意思決定に時間のかかる高額商品の広告ではとりわけ起こりやすい事象です。

また、ユーザーがコンバージョンページ上でブラウザの更新ボタンを押すと、コンバージョンが複数回計測されることもあります。こうしたユーザーの行動による乖離は運営者サイドからはコントロールできません。乖離を最小限に抑えるためには、まずコンバージョンの重複とタグの設置個所に注意するのがポイントです。

そのうえで「コンバージョンと売上はイコールではない」ということを念頭に置き、広告目標を設定する場合も、ある程度の乖離を見越したうえでコンバージョン数を多めに設定したりするのがいいかもしれません。

小野 良勝 代表取締役

投稿一覧

横浜の制作会社アイティネットの代表取締役。WEB、モバイル、DTP、デジタルサイネージを事業展開。それぞれの特性を活かした メディアミックスを得意とする。iPhoneやiPadを活用したBtoB向けのアプリケーションを開発。モチベーションの高い人や異業種との交流がたまらない。華の47年組。趣味はオートキャンプ

Google「商品リスト広告」を利用する際の3つの注意点と活用のヒント

「プレースメントターゲット」における効果的な配信面の選び方

関連記事

  1. 広告やコンテンツの貢献度に注目すると思わぬ発見も‥。「アトリビュ…

    Web広告の運用では、効果測定が大切です。リスティング広告やSNS広告などフォーマットに限らず、We…

  2. 癒し系のBGMは離脱を招く? 動画広告の勝ちパターン(後編)

    Googleは2012年1月~2014年2月にかけて16か国・11業種にわたるYouTubeのTru…

  3. リード獲得広告とカルーセル広告。Facebook広告の2つの使い…

    Facebookのアカウントを持っていれば誰でも利用できるFacebook。広告の自動生成機能によっ…

  4. 顕在ターゲット層を取り込む「リマーケティング広告」

    Web広告で成果をあげるためには、自社のサービス・商品に高い関心があり、Webサイトを訪問したものの…

  5. 審査落ちを繰り返さないために。「Yahoo! コンテンツディスカ…

    クリック単価9円で利用を開始でき、広告に嫌悪感を抱くユーザーに対しても訴求できる「Yahoo! コン…

  6. 動画広告以上の滞在時間を記録。Facebookの新しい広告サービ…

    通常のディスプレイ広告や動画広告と比べても費用対効果が高いと言われ、取り入れる企業も増え始めているF…

  7. CPAが1/2、CVRが20%アップした事例も。Facebook…

    年々利用する人が増えているSNS広告。なかでも高い費用対効果で注目を集めているのが、2015年に日本…

  8. 企業のポジションとPRの方向性を明確にする「競争地位理論」

    動画やSNSの普及にともない現在では数十種類の広告サービスが展開され、利用する側の使い方次第で成果が…

PICKUP

PAGE TOP