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CVだけでは分からない課題を浮き彫りにする「マイクロコンバージョン」

ディレクター心得

コンバージョンはWebサイトにおける最も重要な指標の1つ。とりわけECサイトなどに関しては「まずコンバージョンありき」という考え方を持つWebディレクターの方も多いかもしれません。

ただ、言ってみればコンバージョンは0か1を示すだけの指標。コンバージョンだけに目を向けていると思わぬ落とし穴に陥ることがあります。例えば、入力フォームに致命的な欠陥があって多くのユーザーが離脱しているようなケースも、コンバージョンの数値からは直接推測することができません。そうした際に有効になるのが、マイクロコンバージョンという考え方です。

マイクロコンバージョンとは
マイクロコンバージョンとは、購入や申し込みといった最終的なコンバージョンに至る前のアクセス数や到達率を、中間的なコンバージョンとして置き換えたもの。例えば、カテゴリーページや商品ページへの到達率、購入に先駆けた会員登録などをマイクロコンバージョンとして設定することができます。

マイクロコンバージョンについて正しく理解するうえで注意したいのは、オウンドメディアの運営メソッドなどで触れられることの多い「ライトコンバージョン」とは別物ということです。

いずれも中間的な指標である点は同じですが、ライトコンバージョンがメルマガの会員登録や資料ダウンロードといったハードルの低いコンバージョンを指すのに対し、マイクロコンバージョンは特定ページのセッションや到達率などあらゆる指標が当てはまります。

別の言い方をすれば、ライトコンバージョンもマイクロコンバージョンとして置き換えられる指標の1つと言えるかもしれません。

マイクロコンバージョンを設定するメリット
マイクロコンバージョンを設定するメリットの1つは、比較的トラフィックの少ないWebサイトでもピンポイントな施策に結び付きやすいことです。例えばオープンして間もないオンラインショップの場合、ユーザーの認知度も低いことからコンバージョンが少なく、ページやコンテンツを評価するための母数として不十分なことがあります。

そうした場合も、商品ページや決済ステップへの到達率をマイクロコンバージョンとして設定すれば、どこに課題があるのか見出しやすく、ピンポイントな施策につなげていくことができるでしょう。

小野 良勝

小野 良勝 代表取締役

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横浜の制作会社アイティネットの代表取締役。WEB、モバイル、DTP、デジタルサイネージを事業展開。それぞれの特性を活かした メディアミックスを得意とする。iPhoneやiPadを活用したBtoB向けのアプリケーションを開発。モチベーションの高い人や異業種との交流がたまらない。華の47年組。趣味はオートキャンプ

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