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カゴ落ちの理由の第1位は?WorldPay社のリサーチに見る原因と対策

EC

商品をショッピングカートに追加したものの、結局購入せずページから離脱してしまう「カゴ落ち」。あるリサーチ結果によれば、世界中のECサイトにおけるカゴ落ち(ショッピングカート放棄率)は70%前後になるとされ、ECサイト運営に取り組むうえでは絶対に避けて通れない課題の1つです。

ユーザーが一度手にした商品を手放してしまうにはどんな原因があり、どのような対策が考えられるのでしょうか。イギリスのWorldPay社が行なったリサーチの結果を元に探っていきます。

カゴ落ちの56%は「予想外の費用が提示されたこと」

WorldPay社はイギリスに本拠を置き、世界11か国に25の拠点を展開するグローバル企業。オンライン決済や通貨処理、非接触決済といった決済処理のソリューションでは世界トップクラスのシェアを誇ります。

WorldPay社は「Global Online Shopper Report」というECサイト利用に関するレポートのなかで、世界各国の1万9000人のユーザーを対象に行われた、ECサイトにおけるショッピングカート放棄の理由のアンケート結果を報告しています。

その結果、全体の56%を占めてカゴ落ちの理由第1位となったのは、「想定外の費用が提示されたこと」。やはり世界的に見ても、購入ステップで初めて提示される決済手数料や送料が購入のボトルネックになっているケースが多いようです。

たしかに、Amazonをはじめとした大手ECモールでも、決済手数料や送料を含めた最終的な金額は、入力フォームの最終ステップまで到達して初めて提示されることが多く、「ここまできて騙された‥」と感じるユーザーも多いかもしれません。

また、あらかじめ購入予算を決めている人なら手数料などが加算されることで予算オーバーになってしまうこともあるでしょうし、安価な商品ほど送料を割高に感じ、最終的な購入を取りやめるケースもあるでしょう。

これを防ぐためには、やはり購入ステップ以前の商品ページなどでコストを明示するのが欠かせません。商品ページの他のコンテンツなどとの兼ね合いで難しい場合は、店舗のトップページでプライバシーポリシーなどとあわせて掲載するのも1つです。

参考になるのは、楽天市場のお餅ランキング1位を獲得している「おぢか屋」。トップページの下半分を支払いや配送の説明に充て、ユーザーの安心感を高めています。

おぢか屋

小野 良勝

小野 良勝 代表取締役

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横浜の制作会社アイティネットの代表取締役。WEB、モバイル、DTP、デジタルサイネージを事業展開。それぞれの特性を活かした メディアミックスを得意とする。iPhoneやiPadを活用したBtoB向けのアプリケーションを開発。モチベーションの高い人や異業種との交流がたまらない。華の47年組。趣味はオートキャンプ

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