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YouTubeやFacebookは既に導入済み。Yahoo! Japanも進めている「常時SSL化」とは?

制作

Webサイトの制作・運営においてセキュリティは非常に大切です。日ごろのWebディレクター業務では企画やデザイン・制作に割く時間が多く、セキュリティ対策まで目を向けることは少ないかもしれません。ただ、セキュリティが不十分なままWebサイトを公開してしまうと、コンテンツの改ざんや個人情報の流出など、大きな事故やトラブルを引き起こします。

現在、Webサイトのセキュリティ対策として多くの企業が取り組み始めているのが、Webサイトでやりとりされる情報を暗号化する常時SSL化です。身近なところではYahoo! Japanも全ての運営サイトで常時SSL化を進めています。常時SSL化とはどんなもので、どんなメリットがあるのでしょうか?

・常時SSL化とは?
SSL(Secure Socket Layer)とは、インターネット上で送受信される情報の不正な閲覧・操作を防ぐ仕組み。住所・生年月日といった個人情報やメールアドレスを暗号化することによって、他人からののぞき見や情報の改ざんを防ぎます。サービスの申し込みページ、会員登録フォームなど、個人情報を取り扱うWebページでは必須のセキュリティ対策です。

このSSLをWebサイト内のすべてのページに取り入れるのが、常時SSL化です。Yahoo! Japanに先駆けて、10億人以上の利用者数を誇るYouTubeや、Facebook、TwitterといったSNSでは既に導入されており、今後は常時SSLがセキュリティ対策のスタンダードになっていくと見込まれています。

・常時SSL化の3つのメリット
常時SSL化の何より大きなメリットは、個人情報やメールアドレスの流出を防ぎ、Webサイトの利用者の安全を守れること。商業施設や飲食店に設置している無線Wi-Fiはネットワークが暗号化されていないため、のぞみ見や改ざんのリスクが高くなりますが、Webサイト側を常時SSL化していればそうしたリスクも防ぐことができます。

また、常時SSL化はSEO対策としてもメリットがあります。Googleはユーザー保護の観点から常時SSL化を推奨しており、2014年からは検索順位でも常時SSL化しているWebサイトが優遇されるロジックを取り入れています。常時SSL化するサイトが増えるなか、未対応であれば検索上位獲得を狙ううえでマイナス要素の1つにもなります。

さらに見逃せないのが、2015年5月に発表されたHTTP/2との関係です。HTTP/2はそれまでのHTTPと比べて通信スピードが早くなる仕様が施されていますが、そのメリットはSSL通信しか受けられません。常時SSL化することによって、全てのWebページでより迅速に情報を提供できるようになります。

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小野 良勝

小野 良勝 代表取締役

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横浜の制作会社アイティネットの代表取締役。WEB、モバイル、DTP、デジタルサイネージを事業展開。それぞれの特性を活かした メディアミックスを得意とする。iPhoneやiPadを活用したBtoB向けのアプリケーションを開発。モチベーションの高い人や異業種との交流がたまらない。華の47年組。趣味はオートキャンプ

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