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Webディレクターが最低限知っておきたい著作権の3つのポイント

制作

昨年2015年に東京オリンピックのエンブレム問題が大きな騒動になったように、他人の作品を無断で流用したり、コピーしたりすれば大きな問題・トラブルを引き起こします。

また、現在ではSNSなどの普及によって権利者本人が申告する前にWeb上でいわゆる「パクリ」が発見され、世界中に拡散されてしまうことも少なくありません。一度こうした問題起こると、制作会社だけでなくクライアントにも大きな損害を与え、リカバリーは簡単ではありません。Web制作に関わる以上、やはり最低限の知識は押さえておきたいものです。

・著作権は大きく分けて2つ
著作権は大きく2つに分けて考えることができます。1つは、「著作人格権」。Webサイトなどの作品を自由に公開できる「公開権」や、著作者の氏名を表示できる「氏名表示権」が含まれます。もう1つは、「財産的な権利としての著作権」で、これには著作物をコピーできる「複製権」や、公開できる「上映権」・「展示権」、個人・不特定多数に対して送信できる「公衆送信権」が含まれます。

とりわけ「財産的な権利としての著作権」の規定は多岐にわたり、基本的に著作者の承諾がなければ、作品をコピーすることも、他人に貸し出すことも、譲渡することもできません。

・写真やバナー、キャプチャもすべて作った人のもの
制作会社に外注したコンテンツやバナー、フリーのフォトグラファーから納品された画像は、すべてクリエイター側に著作権があります。たとえお金を払って買い取ったとしても著作権は移動しないので、無断で使えば著作権侵害にあたります。基本的に作品=作成者のものであることを認識し、パートナー企業や外注スタッフとはあらかじめすべての著作権を譲渡する取り決めをしておくのがマストです。

また、無料で提供されているバナー素材や写真も、すべて作品が著作権を放棄している訳ではありません。ダウンロードサイトなどを利用する場合は必ず素材ごとに利用規約を確認する必要があります。

・パブリックドメインとは?
パブリックドメインとは、著作権が消失して誰でも自由に利用できる著作物のこと。作者が著作権を放棄したうえで誰も相続する人がいない場合、その作品はパブリックドメインです。また日本国内では、著作者の死後50年が経過すると著作権が消失し、同じくパブリックドメインになります。

ただし、パブリックドメインとなった作品を編集したり、アレンジを加えたりすると、その時点でオリジナルの著作者に著作権が発生するため、無断で利用・公開することはできません。

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小野 良勝 代表取締役

投稿一覧

横浜の制作会社アイティネットの代表取締役。WEB、モバイル、DTP、デジタルサイネージを事業展開。それぞれの特性を活かした メディアミックスを得意とする。iPhoneやiPadを活用したBtoB向けのアプリケーションを開発。モチベーションの高い人や異業種との交流がたまらない。華の47年組。趣味はオートキャンプ

ユーザー獲得率が120%UPの事例も。ネイティブアドのメリット&事例

誤解されやすい「ユーザビリティ」。正しく理解するためのポイント(2)

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