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再生回数2500万回以上。Friskiesのネイティブアドから学べるポイント

MARKETING

「グノシー」をはじめとしたキュレーションメディアが人気を集めるなか、取り入れる企業も増えてきているネイティブアド。「記事広告」という形式は雑誌や新聞などの紙媒体が主力の時代からからあったものの、ネイティブアドがあらためて注目を集め、その重要性が広く認識されるようになったきっかけが、アメリカのペットフードメーカーFriskiesが2013年に配信したネイティブアド動画でした。

「BuzzFeed」で配信された、Friskiesの動画の特徴とは?

Friskiesのネイティブアド動画が配信されたのは、2006年にニューヨークでスタートしたニュースメディア「BuzzFeed」。18歳~34歳がユーザーの約60%を占め、有名アニメーターやコミュニティメンバーによるコンテンツを毎日配信しています。月間のユニークユーザー(UU)が1億以上に達するなど、非常に大きい影響力のあるメディアです。

Friskiesは「BuzzFeed」の影響力に注目し、2013年に猫にフォーカスして自社製品を紹介する動画をインフィード広告として掲載。合計2500万回以上の再生回数を記録しています。

この事例で参考にしたいのは、掲載メディアの特性と、コンテンツとしてのネイティブアドのマッチングが図られていること。スマートフォンでメディアに接することの多い若年層をターゲットとして、動画は2分57秒のやや短めの尺に抑えられ、休憩時間などちょっとした時間に楽しめるものになっています。

また、動画自体も広告として違和感を与えないよう、室内で遊ぶ猫の姿にフォーカスした内容になっており、商品が登場するのは最後のわずか数秒間だけ。猫を飼っている人以外の興味も引ける、非常に完成度の高いコンテンツに仕上がっています。

一般的に動物や自然にスポットを当てた動画はSNSとも相性が良く、実際Friskiesの動画もFacebookやTwitterで世界中にシェアされたことで、2500万回以上の再生回数につながりました。「BuzzFeed」というメディア自体がソーシャル志向の高い若年損をメインターゲットしている点も見逃せません。

Friskiesの動画からも分かるように、ネイティブアドで成果をあげるためには、掲載メディアの特性をしっかりと理解したうえで、広告ではなく「コンテンツ」として魅力のある情報を発信するのが欠かせません。ユーザー側の目線を第一にしながら、短期的なセールスよりも長期的なブランド構築を見据える視点が必要とも言えるかもしれません。

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小野 良勝 代表取締役

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横浜の制作会社アイティネットの代表取締役。WEB、モバイル、DTP、デジタルサイネージを事業展開。それぞれの特性を活かした メディアミックスを得意とする。iPhoneやiPadを活用したBtoB向けのアプリケーションを開発。モチベーションの高い人や異業種との交流がたまらない。華の47年組。趣味はオートキャンプ

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