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多すぎる選択肢もユーザー離れの原因に。直帰率に影響する要素(2)

MARKETING

直帰率を下げるためには、ファーストビューと表示速度を改善して、ユーザーのニーズに合った情報をよりスピーディに届けるのが効果的ですが、さらに欠かせないポイントもあります。

・ユーザーの次の選択肢を的確に示す
サイト外部から流入したユーザーの直帰を防ぐためには、予約・購入といったユーザーの選択肢を分かりやすく示すことも大切です。たとえ広告文や検索キーワードとファーストビューの内容がマッチしていたとしても、そのページで具体的に何ができるのか分からなければ次のアクションにつながらず、結果的に直帰を招くことになります。

ランディングページには、分かりやすい位置にテキストリンクやCVボタンを設け、ユーザーの次のアクションを誘導しましょう。ただ、気をつける必要があるのは、選択肢を明確に示そうとするあまり、流入元(リスティング広告など)とファーストビューの整合性を落としてしまうこと。

例えば、ファーストビューに予約・購入ボタンを設ければ、次のアクションを促しやすくなりますが、その分、広告と整合性の高い情報のボリュームは減ります。これにはバランス感覚も必要なので、ナビゲーションなども活用しながら、Webページ全体の情報の配置を工夫するのがポイントです。

また、ECサイトでよくありがちなのが、リンクボタンやテキストリンクといった選択肢を増やしすぎてしまうこと。とりわけ商品画像や商品ページへのリンクが多すぎることによって結果的に直帰を招いているケースも少なくありません。

マーケティングで引き合いに出されることが多い法則の1つに、スタンフォード大学のマーク・レッパー博士が提唱した「ジャムの法則」があります。

これは、スーパーマーケットに24種類のジャムと6種類のジャムを置いた2つの売り場を設けて消費者の反応を探ったところ、24種類の売り場で購入した消費者が3%だったのに対し、6種類の売り場ではその10倍となる30%の消費者が購入したというもの。

この法則で示されている通り、多すぎる選択肢はユーザーを惑わせ、具体的なアクションに対してマイナスの影響を及ぼします。Webページを訪問したユーザーを速やかに次のアクションに誘導し、直帰を防ぐためには、ページ全体の印象が雑多にならないよう配慮し、必要以上にCVボタンやテキストリンクの数を増やしすぎないことも大切なポイントです。

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小野 良勝

小野 良勝 代表取締役

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横浜の制作会社アイティネットの代表取締役。WEB、モバイル、DTP、デジタルサイネージを事業展開。それぞれの特性を活かした メディアミックスを得意とする。iPhoneやiPadを活用したBtoB向けのアプリケーションを開発。モチベーションの高い人や異業種との交流がたまらない。華の47年組。趣味はオートキャンプ

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